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合気道広島会 広島北道場ブログ

広島市安佐南区スポーツセンター武道場にて毎週 (月)(木)稽古しています。

基本技6(正面打ち入身投げ)

岡です)
正面打ち入身投げも、相半身片手取り入り身投げと同じく、入身をする際に取りが一重身になることが第一ポイントです。
ここでは「正面打ち入身投げ」の方法とポイントを紹介します。
(参考資料 もっとうまくなる合気道)

正面打ち入身投げ

1、右相半身に構えます。

2、受けが正面打ちで手刀を振りかぶります。

3、取りは正面打ちを右手刀で制しながら、受けの背後まで深く入身し、左手で首をつかみます。

4、踏み込んだ左足を軸に転換します(転換開始)。

5、首を制しつつ、転換と手刀で受けを導き崩します。
 切り下す手の動きと転換の体さばきのタイミングを合わせる。

6、首をつかんでいる左手で、受けを肩口へ導きます(転換終了)。
 受けとの距離感を常に意識する。
 受けを肩口の寄せ、次の切り上げで受けを崩せる位置に導く。

7、右手刀を振りかぶり、受けを崩します。

8、右足を大きく踏み出しながら、手刀で大きく円を描くように切り下します。
 受けが姿勢を崩したら、すかさず大きく踏み出し、前進する力を使って投げる。

9、投げて残身をとります。



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基本技5(相半身片手取り入身投げ)

岡です)
相半身片手取り入身投げは、片手をつかませた後、一足目で受けの側面の死角に深く入身し、一重身(ひとえみ)になり、重心移動で受けの力を捌き、崩して投げる技法です。
では、その方法とポイントを紹介します。
(参考資料 もっとうまくなる合気道)

相半身片手取り入り身投げ

1、右相半身に構え、受けは前進して取りの右手首をつかみます。

2、取りは受けに片手をつかませるのと同時に、左足を踏み出します。

3、左足を受けの背後まで踏み込み、入身となります。

4、受けの背後まで入身し、左手で受けの首をつかんだら、踏み込んだ左足を軸に素早く転換します。
 一足目の入身で受けの背後を取るように深く入身する事。
 (深く入身し、受けと重なることを一重身と言う)
 入身後は手刀の動きも合わせて素早く転換する。

5、転換時は、首を制しながら右手刀を下方へ切り下して受けを導き崩すようにする。

6、首をつかんでいる左手を使い、受けを自分の肩口に導く。

7、右手刀を振りかぶり、受けを崩す。

8、右足を大きく一歩踏み出し、手刀を切り下ろし、投げ、残身をとる。
 手刀を切り下して投げる時は、肘を曲げないようにして、前方に力を出しつつ、手刀で弧を描くようなイメージで行う。


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基本技4(正面打ち一教・裏)

岡です)
受けの正面に入身していく正面打ち一教・表技に対して、裏技は受けの側面に入身します。受けの正面打ちを側面への入身でさばき、肘手首を制しながら、踏み込んだ足を軸に転換します。
ここでは「正面打ち一教・裏」の方法とそのポイントを紹介します。
(参考資料 もっとうまくなる合気道)

正面打ち一教(裏)

1、右相半身に構える。

2、受けは手刀を振り上げながら前進します。

3、受けの手刀を両手で制します。

4、手首、肘を制しつつ、左足を受けの外側面に踏み出し入身し、背後に回り込みます。

5、受けの肘、手首を下方に導きながら、踏み込んだ左足を軸に転換します。

6、重心を下ろしながら、肘と手首を下に導き崩します。

7、膝をつき、受けをうつ伏せにして、跪座の姿勢をとります。

8、重心を下ろして抑えます。
 力が逃げないように、受けの肩口が畳から浮かないようにする。肩口が浮かないようにするためには、受けの体と腕がほぼ直角になるように抑える。


備考)
合気道の技法には表技と裏技があります。正面打ち一教・表技は一足目が受けの内側に入るのに対し、裏技では受けの外側に一足目が入ります。この一足目の出し方が表と裏の大きな違いになります。裏技は入身後に転換の動作が加わり、丸い動きで受けを捌きます。

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基本技3(正面打ち一教・表)

岡です)
正面打ち一教の表は、受けが正面打ちを振りかぶった瞬間に入身し、手刀を呼吸法で下から切り上げるようにして手首、肘を制します。そして前方に切り下しながら前進する力でうつ伏せに抑えます。手刀の切り上げから切り下しまで、腕の力だけに頼らず、入身の前進する力を生かすことが大切です。
ここでは正面打ち一教・表の方法とポイントを紹介します。
(参考資料 もっとうまくなる合気道、技を極める合気道)

正面打ち一教(表)

1、右相半身で構えから、受けが正面打ちを振りかぶる。

2、それに合わせて取りは前方に入身し、正面打ちを右手刀で制しながら下から左手で肘をつかむ。
 入身の体さばきに合わせて左手で肘、右手で手首を制する。
 正面打ちを制する時は、いきなり手首をつかまず、手刀を合わせてから呼吸力を活かし、下から切り上げる。
 肘は自分の正面でつかみ、肘を返すイメージで切り下す。

3、前進しつつ肘と手首を切り下し、受けを崩す。

4、さらに前進し、受けをうつ伏せにし、肩、肘、手首を畳につけて抑える。
 受けの肩が浮かないように、脇を直角に開いて抑える。
 腕を伸ばすような感じ。
 内側の膝は受けの脇腹、外側の膝は手首の下にしっかりつける。
 腕の力ではなく、自分の体重を生かし跪座で抑える。
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基本技2(相半身片手取り一教・裏)

岡です)
相半身片手取り一教の裏技は、受けの側面に入身した後、転換して体を回転させながら、相手を円運動に導き倒す技です。第一教の抑えでのポイントは、受けの肩を畳につけ、肘が曲がらないように伸ばしながら手のひらを上に向けることです。
ここでは、相半身片手取り一教(裏)の方法とポイントを紹介します。
(参考資料 もっとうまくなる合気道)

相半身片手取り一教(裏)

1、右相半身の構えから、受けが取りの右手首を右手でつかむ。

2、右手首をつかませると同時に右手刀を切り上げ、受けの側面に入身し、上がった肘を左手で下からつかむ。

3、肘を制しつつ、踏み込んだ左足を軸に素早く転換する。

4、転換の体さばきと同時に、受けの肘と手首を切り下す。

5、手首と肘を制しながら受けをうつ伏せにし、表技同様に抑える。
 受けの肘が浮かないようにする。
 
手のひらを上に向ける。
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基本技1(相半身片手取り一教・表)

岡です)
合気道の技は、相手の攻撃方法や構えかたで無限に広がりますが、その基本になる技はそう多くはありません。第一教~四教、入り身投げ、四方投げ、天地投げ、小手返しがそれにあたると思います。今回から合気道の基本技をピックアップし紹介していきたいと思います。
今回は「相半身片手取り一教(表)」です。
一教とは、受けの攻撃線をはずしながらひじ関節と手首をつかみうつ伏せに押さえる固め技です。相半身片手取り一教(表)は、受けの側面に入身しながら前進する力を活かして手刀を切り上げ切り下ろします。では相半身片手取り一教(表)の方法とポイントを紹介します。
(参考資料 もっとうまくなる合気道)

相半身片手取り一教(表)
1、右相半身に構える。

2、受けが取りの右手首をつかむ。

3、つかませた右手を手刀状にし、弧を描くように手刀切り上げ、受けの脇を開かせ右ひじを浮かせる。
 手刀の切り上げで重要なのは、弧を描く軌道にのせる事。
 受けの肘を十分に上げて脇を開かせる事で姿勢を崩しやすくなる。

 
4、歩み足で受けの側面に入身しながら左手で右の肘を制し、手刀を切り下す。
 右手刀の切り上げによって上がった受けの肘をつかんで制したら、前進する力と手刀の切り下ろしの動作を合わせ、受けを崩す。ここで正確に手首と肘を制することで一教の固め技つながる。
 手刀を切り下すときは、大きく弧を描くイメージで行う。
 入身の体さばきによる前進力を手刀にのせる。

5、手首と肘を制しつつさらに前進し受けをうつ伏せに崩す。

6、腕を制しながら受けをうつ伏せにし、左ひざをつく。

7、受けの肩、肘、手首を畳に付け、重心をおろし抑え制する。
 両手と両ひざの4点で抑える。
 受けの腕が真っ直ぐになるよう伸ばし、両手で手首と肘を制しながら、両ひざを受けの脇と手首に密着させて力を逃がさないようにする。抑える時の足は跪座にする。

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呼吸法3(座技呼吸法)

岡です)
取りと受けが正座で相対し、両手をつかませて行う呼吸力の養成法を「座技呼吸法」といいます。
ここでは座技呼吸法の方法とポイントを紹介します。
(参考資料 もっとうまくなる合気道)

座技呼吸法)
1、正座で相対し、受けに両手首を外側からつかませる。
2、両手刀を受けの腕の内側で切り上げる。
3、両手刀を十分に切り上げ、受けの両脇を浮かせる。
4、受けの両脇が上がったら、受けの側面に片足を踏み込み、両手刀を切り下ろし、受けの体勢を崩す。
5、両手刀で受けの体を制し、抑える。抑える際は前傾になり過ぎないように注意する。

ポイント!
手刀を切り上げる際は、まっすぐに突き上げず、肩肘をやわらかく使い、手首を回転させるようにする。腰を中心にお腹から力を出すイメージで行うことで、呼吸力が活かされる。
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呼吸法2(諸手取り呼吸法・裏)

岡です)
「諸手取り呼吸法 裏」は、入身の後に転換し、受けの側面で手刀を切り上げます。入身転換の体さばきと手刀の動きをあわせることが重要です。
ここでは諸手取り呼吸法 裏の方法とポイントを紹介します。
(参考資料 もっとうまくなる合気道)

諸手取り呼吸法(裏)
1、受けに左手首を諸手でつかませます。
2、手首をつかませるのと同時に、受けの前足の外側に左足を進め入身します。
3、つかませた左手を手刀状にしつつ、踏み出した足を軸に右足を引き転換します。
4、転換の足さばきに合わせて左手刀を自分の中心で弧を描くように切り上げます。
5、転換後、右足に重心を移しながら、左足を大きく後方へ踏み込みます。
6、両手刀を切り下ろし、投げて残身をとります。

ポイント!
表技同様に、腕の力に頼るのではなく、正しい体さばきから生まれる足腰の力を活かす。
入身と転換の足さばきと手刀の切り上げを一連の流れで行うことで、呼吸力が十分発揮される。
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担当:岡篤史
2008年3月合気道入門
2019年12月参段取得
ひとみ幼稚園 長束道場 所属
広島北道場で出稽古
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