岡です)
合気道の基本的な足捌きには「送り足」と「歩み足」があります。
送り足は、左半身で構えた場合、左半身を保ったまま左足を素早く前に出し、すぐさま右足を引きつける足さばきです。
一方歩み足は、半身の構えから左右の足を交互に前に出す足さばきです。
どちらの足さばきも、すり足で行います。
今回は送り足と歩み足の方法とポイントを書こうと思います。(参考資料 もっとうまくなる合気道)
送り足)
1、左半身に構える。
2、左足をすり足で一歩前に踏み出す。
3、左足に重心が移らないうちに右足をひきつけ、左半身に戻る。
右足(後ろ足)の動きを素早く行うことが重要。後ろ足が残る時間が長いほど、姿勢が不安定となり相手の動作に機敏に反応できなくなるので、安定した姿勢である半身を常に心がける。
歩み足)
1、左半身に構える。
2、左足の親指の付け根(拇指球)に重心を移しつつ、右足をまっすぐ前に出す。
3、左足を引き付け外側に向け、右半身の構えになる。
左半身から右足を踏み出した際に、足だけでなく上半身も連動させ右手をやや前に出す。こうすることで相手に対して常に攻撃面積を最小限にとどめる。また、体軸をぶれさせないためにも、足で進むのではなく腰を前に出し、足がついてくるイメージで行う。