岡です。
合気道では基本の構えである「半身の構え」で相手と向かい合います。
技をかける方を「取り」といい、技をかけられるほうを「受け」といいます。相手との構え方には「相半身(あいはんみ)」と「逆半身(ぎゃくはんみ)」があり、取りと受けが同じほうの足を踏み出している場合を相半身、逆の足を踏み出している場合を逆半身です。
半身の構えは、正面からの攻撃線をさばきやすく、また前後に体の向きを変えやすいため、一対多数の場合にも対応しやすい構えになっています。
稽古では受けがまず攻撃を加え、取りがそれをさばく型稽古が主体となりますが、相手との構えが正しく出来ていないと、取り受けともに正しい技(攻撃、さばき)の稽古が出来ません。
それぞれの構え方と、そのポイントをまとめたいと思います。(参考資料 もっとうまくなる合気道)
右相半身)
取り受けともに右足を前に踏み出し、右半身の構えで相対する。
互いに右足を相手の中心に向ける。
相対したときの視線を目付けといい、互いに相手の全体をとらえるようにする。
右逆半身)
取りが右足を踏み出した右半身の構えをとり、受けは左足を踏み出した左半身の構えで相対する。
互いに腹も相手の方向に向け、中心線をあわせる。
ポイント!どちらの構えも互いに体の中心線を合わせることが重要。