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合気道広島会 広島北道場ブログ

広島市安佐南区スポーツセンター武道場にて毎週 (月)(木)稽古しています。

運足2(転換足、転回足)

岡です)
合気道の足さばきに「転換足」と「転回足」があります。
どちらも体を素早く180度回転させる足さばきで、腰を回すようにして向きを変えます。
二つの足さばきの方法とポイントをまとめたいと思います。(参考資料 もっとうまくなる合気道)

転換足)
1、右半身に構える
2、右足の親指付け根(拇指球)を軸に左足を引き、体を回す。
3、180度回転し、右半身に構える。

転回足)
1、左半身に構える。
2、両足の親指の付け根(拇指球)を軸に体を回転させる。
3、180度回転し、右半身に構える。

どちらの足さばきも、体を回転させる際に、上体を傾けたり軸がぶれたりしないように、体幹に芯を通す感じで行う。前傾しないように注意する。
軸回転で体を回転させる場合、その軸となるのは両足の拇指球である。かかとで回ると後ろに態勢が崩れることがあるので注意が必要。かかとに重心をおかず、拇指球で素早く回転し、足の動きに上半身を連動させ、常に半身を保つ。

運足1(送り足、歩み足)

岡です)
合気道の基本的な足捌きには「送り足」と「歩み足」があります。
送り足は、左半身で構えた場合、左半身を保ったまま左足を素早く前に出し、すぐさま右足を引きつける足さばきです。
一方歩み足は、半身の構えから左右の足を交互に前に出す足さばきです。
どちらの足さばきも、すり足で行います。
今回は送り足と歩み足の方法とポイントを書こうと思います。(参考資料 もっとうまくなる合気道)

送り足)
1、左半身に構える。
2、左足をすり足で一歩前に踏み出す。
3、左足に重心が移らないうちに右足をひきつけ、左半身に戻る。
 右足(後ろ足)の動きを素早く行うことが重要。後ろ足が残る時間が長いほど、姿勢が不安定となり相手の動作に機敏に反応できなくなるので、安定した姿勢である半身を常に心がける。

歩み足)
1、左半身に構える。
2、左足の親指の付け根(拇指球)に重心を移しつつ、右足をまっすぐ前に出す。
3、左足を引き付け外側に向け、右半身の構えになる。
 左半身から右足を踏み出した際に、足だけでなく上半身も連動させ右手をやや前に出す。こうすることで相手に対して常に攻撃面積を最小限にとどめる。また、体軸をぶれさせないためにも、足で進むのではなく腰を前に出し、足がついてくるイメージで行う。

膝行(しっこう)による移動法

岡です)
膝をついて跪座(つま先立ちの状態)で半身の構えを崩さずに前進、後進、転換などを行う移動法。これを膝行(しっこう)と言い、座り技で用いられる移動法です。
膝行の方法とそのポイントをまとめたいと思います。
(参考資料 技を極める!合気道上達BOOK)

①正座の状態で座る。
②つま先を立てて跪座になる。
 移動中は常に跪座を保つ事
③跪座から左膝を前に踏み出す。
 腰を回転させながら踏み出すことで、後ろ足が流れずに引き付けられる。
 膝の角度は90度以内にする。

④体重をかけて膝をつく。
 体重をかけることで膝が体の回転の軸になり、次の腰の回転をスムーズにする。 
⑤ついた膝を軸に腰を回転させて右ひざを前に出す。
 左半身から右半身に切り替わる時、上体と下半身が一緒に動くようにする。また、手や上体を振らないようにし、バランスを保つ。
⑥体重をかけて右ひざをつく。
⑦右ひざを軸にして腰を回転させて左ひざを前に出す。
以降繰り返し・・

基本である半身の構え

岡です)
武術において「構え」は技の起点となり、各流派それぞれの考えの下に特徴的な構えがあります。
合気道では「半身の構え」がそれにあたります。
合気道における半身とは、力を抜いた自然な立ち姿から片足を半歩前に出した姿勢をいい、右足を前に出した構えを「右半身」、左足を前に出した構えを「左半身」といいます。
前に出した足と後ろの足の向く角度が直角程度になるように構えるのですが、入門当初特に難しいのが、この構えを維持することかもしれません。
今回は、半身の構えかたとその注意点をいくつか抜粋して書きたいと思います。
(参考資料 もっとうまくなる合気道)

・自然な立ちかたから片足を半歩前に出す。
・顔、腹、前に踏み出した足の膝、つま先を相手に向けるつもりで立つ。
・目付(視線)は相手の全体を見るように心がける。
・両足の角度を直角程度とし、重心を両足のあいだにおくよう意識する。
・半身の構えを側面から見たとき、頭部を頂点とした三角形の形に収まるようにするのがベストで、踏み出す足は半歩程度にとどめ、前に出した足と同じほうの手もやや前に出す。どちらも前に突き出しすぎないこと。

合気道の基本用語の話

岡です。
合気道には普段聞きなれない用語がいくつもあります。
稽古を通してだんだんと覚えていくのでしょうが、入門当初は用語がわからず戸惑うと思います。
今回は、合気道で使われる基本用語をいくつか抜粋して紹介したいと思います。
(参考資料 「もっとうまくなる合気道」)

合気道の基本用語(五十音順)

相半身(あいはんみ)
取りと受けが向かい合ったとき、お互いが同じほうの足を前に出して半身に構えた状態。

入身(いりみ)
受けの攻撃線をはずしながら前に進み、死角に入る体さばき。

跪座(きざ)
正座からつま先を立て、背筋を伸ばした状態。

逆半身(ぎゃくはんみ)
取りと受けが向かい合ったとき、お互いが逆のほうの足を前に出して半身に構えた状態。

小手(こて)
手の甲

座技(ざぎ)
取り受けともに座った状態で行う稽古法。

残身(ざんしん)
投げた後、油断せずに受けの動きを注視すること。

膝行(しっこう)
座ったまま、膝を使って体を動かす方法。

転回(てんかい)
両足の拇指球を軸に、体の向きを180度変える体さばき。

転換(てんかん)
受けの攻撃線を、片足を踏み出してかわし、その足を軸に180度後ろ回りする体さばき。

転身(てんしん)
受けの攻撃線を横にかわし、その足を軸に回転して受けと同一方向を向く体さばき。

取り(とり)
受けの攻撃をかわし、技をかける側。

半身(はんみ)
右足か左足のいずれかの足を肩幅程度前に出した基本の構え。

半身半立ち技(はんみはんだちわざ)
受けが立ち、取りが座った状態でさばいていく技法。


初段審査

第11回広島合気道演武会も無事終える事が出来て今年も残り少なくなったが
昇級・昇段審査が控えている。受験者本人達にとっては、最大のイベントであろう。

 中でも、南道場生の“Kさん” 初段審査を受ける事になるまでには、何度か
壁があり、何年も費やしている彼である。 審査日には実力を発揮して欲しい。

 私も初段に合格した時の喜びは、何にも勝る感激であった

      振り返れば“初段から始まる合気道人生”である。  ひの

合気道の杖(じょう)の話

岡です)
先日、道場生の一人から、ホームセンターで売っている棒を杖の代用で買おうと思うのだが、長さと太さはどれくらいがいいのかと質問を受けました。
私は合気道用具店で一番安い初心者用を買ったので、長さや太さはあまり気にしていなかったのですが、言われてみれば決まりがあるのかどうか良くわかりません。
そこでちょっと調べてみました。
厳密な規定は無いようなのですが、太さは主に3種類。
8分(24ミリ)、9分(27ミリ)、一寸(30ミリ)
が主流のようです。
長さは、4.2尺(約128センチ)が合気道では一般的な長さのようです。
合気会本部のホームページにリンクされている武道具店 岩田商会であつかっているのも長さ128センチのものでした。
身長が高い人でも同じ長さの物を使うのか?
という疑問がわきますが、それについて明記された情報は少なく、いくつかの武道具店の取り扱っている品を調べましたが、どれも128センチのものばかりで、どうやらこの長さが主流のようです。
ある合気道のホームページには
「合気杖は床から脇の下までの長さが適当。または、手を広げて両手に収まる長さ。
身長が高い人では長さが異なるが、入手が困難。」
と言う風にも書かれていました。
私が持っている杖も長さは128センチ。
身長167センチの私だと、ちょうど脇の下ぐらいの長さです。
でも身長190センチの人だと、かなり短い感じになるでしょうね。


昇級審査へ向けて

岡です)
先日の演武会も無事終わり、ホッとしている今日この頃ですが、来月には2名のかたが昇級審査を受けられるようです。
一人は5級。初めての昇級審査ですね。
もう一人のかたは3級。
ほっとしている暇はなさそうですね。
3級になると
座技正面打ち一教/二教、正面打ち三教/四教が入ってきます。
普段稽古であまりやらない座り技や、極め方が難しい三教。
力技になりがちな四教。
と難易度が高い技が増えます。
もうあまり稽古日数がないので、お二人ともがんばって稽古してください。

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1973/01/02
担当:岡
2008年3月合気道入門
2019年12月参段取得
ひとみ幼稚園 長束道場 所属
広島北道場で出稽古
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