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合気道広島会 広島北道場ブログ

広島市安佐南区スポーツセンター武道場にて毎週 (月)(木)稽古しています。

合氣道新聞

 昭和34年4月10日 “多年の懸案であった合氣道新聞を遂に発刊と言う事になった”
当時 吉祥丸本部道場長の新聞発刊に際し最初の喜びの言葉である。

 以来55年経って、平成26年3月10日発行の合氣道新聞で第638号となる。
中でも毎号標題の下に一句づつ載せてある開祖の道歌を何度も読んでみる。
この道歌は、開祖が道統の者に遺された合気道の道標とも言える奥義である。

    当月号では
             
      「天知人 和合の守り 合気道 大海原は祝ぎの音」

   すべての者はこの広大果てしない世界に 和合の精神を持つ合気道に集い
  結ばれる。   遥より言祝ぎの調べが聞こえる。

 道歌には、難しい表現が多いが一語一語 誠に意義深く しっかりとかみしめたい。 

                  ひの
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脱原発(Ⅱ)

 東日本大地震それによる原発事故 あれから丸三年経った。
毎日のニュースを見ていると未だ終息の気配すら感じられない。

 信じられない事だが、喉元過ぎた思いからか大きな政治判断ミスにより大変な
事態になりそうである。それは原発再稼働の方向になりつつあるからだ。

 全国民 特に弱者、高齢者も何時になったら「普通の生活」になったと考えられる
時代になるのだろうか?

 どれだけひどい目に遭えば 又、もう何回原発事故が起きれば現実と向き合う事が
出来るのだろうか?

 わずか1000年単位で歴史を逆上ってみても、次に大地震が来れば山をも海の底に
なるかも知れないのに、各地の原発に莫大な血税を投入し無駄な補強までしている。

      その金はそっくり原発以外の発電計画に利用できないものか…。

   これを決められる立場の人は一日も早く“正気”に戻って欲しいものである。

                ひの
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留の技

 ささくれた気持ちや、悪行を抑えて整えてくれる気がする一品。

 面取りスクレーパーは、配管用パイプのバリ取り工具。手作業なので均一
仕上げにはならないが、切り口の内側部を45度に面取りをする工具である。

 一方 木工事などで、部材が90度で接する小口部分を見せない様に
接合する45度の仕口を “留” と言う。
この “留” の技術は、いかにも上品な仕上げ技である。
これに対してぶっつけた様に切断のままを接合するものを「芋」と言う。 

  芋と言えば
 “芋〇ェちゃん”などと例えられて あまり上品でない使い方をされる事がある。

 やはり円に通ずる合気の如く “芋” でなく “留” にして角の取れた “面取り” を
施された人間になりたいとの思いである。

                  ひの
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間・タイミング

 基本は変わらないが時代により間の取り方やタイミングに少しずつ変化がある様である。
その一例にメールなどの普及がある。

 電話ならば何時頃かければ相手の都合がよいか? と考えなければならないが、
メールであれば自分の都合で発信し、相手も時間の余裕がある時に確認すれば良い。
双方に都合の良さがある。それで意思が通じ合えるのであるから…当然だが相手の
呼吸に合わせる必要が無い訳だ。しかしそれでは相手の様子や具合なども伝わって来ない。

   武道らしく例えるならば
 チャンスをうかがう…もっと言えば呼吸を見計らう、間の取り方、タイミングのはかり方を
 考える行動をすることを再考したい。


 ※ 時期ではないが、私の好きな句に

        荒海や 佐渡に横たう 天の川   (松尾芭蕉)   がある。

  この “や” にも作者の「間」を感じる。
   
      日本海の雄大な荒海とその先にある佐渡を目の前にして、初秋の夜空を眺めると
     天の川が見える事を想像できる。

                       ひの

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恰好いい“大人”

今頃の若い奴は…  幾時代も前から言い続けられている言葉だ。

 何事に於いても 「あの人は恰好いい 立ち居振る舞いにも憧れる」 となれば
当然 真似したくなるであろう。

 若い者は… と言う前に輝きのある人にならねばならない。
年寄りは愚痴を言わず我が来た道を反省し、恰好いい大人になりたいものだ。

         ひの
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武道稽古 十則

 相撲や柔道は組み合って技をかけ合うが、合気道は離れて間合いを取って
技をかける。相手に組み付かせない事も特色である。

 合気道では “かわす” “はらう” 場合の基本の考え方は 入身・転換にある。
 
       合気道稽古の十則

   一眼、ニ足、三膽、四力、五機、六計、七変、八正、九法、十鍛

常に多敵を想定しているのであるから第一に全体を見渡す事が大切である事が解かる。

           ひの
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脱原発

中電による島根原発に要した金額は、53億円だそうだ。
たしかに地域産業の少ない地元にしてみれば原発賛成やむなしも理解できぬでもない。

 都知事選を戦った元総理の細川さんが、また湯河原の「不東庵」へ陶器作りに帰られる
のは寂しい。
都民の民意としながらも約半数の都民が選挙に行かず白紙委任した訳である。

 一旦、事故が起これば放射能の影響が無くなるまでには10万年と言う途方もない
年月がかかる様だ。

 エベレストやアンデスの高地にも海底であった痕跡があるらしい…だから地中僅か
数100mに放射能廃棄物を埋めると言うが、この地球は休みなく活動している。
理解しがたい。

 チェルノブイリも50年経って被せたコンクリートが壊れたので、またコンクリートで
蓋をするとか。  (コンクリートで放射能の遮蔽が出来るとも思えないが…。)

 地球は、原発により汚物処理の出来ない“トイレなきマンション”である。

 以前コマーシャルで “1000年先も地球でいたい” と言うていたが
このままでは、50年先も危ない。

                       ひの
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合気道のブログ

 北道場主力メンバーである 岡初段に「合気会 広島北道場ブログ」
     (後に 「合気道 広島北道場ブログ」 に変更する) を
立ち上げてもらい、この4月で5年目となる。

 全ての会員に、おおよそ順次投稿してもらい 全員参加型で会員の増える事を一番
期待して始めたのであるが、なかなか予想通りならぬのが現実である。
特に昇級・昇段時には、感想文などの投稿を願いたいものである。

 私の拙い文章もやっと140投稿をすぎたあたりだ。
申し訳ない考えであるが半分以上は、頭の体操だと思っている。

 「合気道」が主題であり、自身のブログでもないので 毎回趣旨に副わない投稿文では
意に反する…。しかし今後も、お叱りを受けぬ程度に少しずつ書いてみたいと思っている。

              ひの
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51
誕生日:
1973/01/02
担当:岡篤史
2008年3月合気道入門
2019年12月参段取得
ひとみ幼稚園 長束道場 所属
広島北道場で出稽古
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