昭和34年4月10日 “多年の懸案であった合氣道新聞を遂に発刊と言う事になった”
当時 吉祥丸本部道場長の新聞発刊に際し最初の喜びの言葉である。
以来55年経って、平成26年3月10日発行の合氣道新聞で第638号となる。
中でも毎号標題の下に一句づつ載せてある開祖の道歌を何度も読んでみる。
この道歌は、開祖が道統の者に遺された合気道の道標とも言える奥義である。
当月号では
「天知人 和合の守り 合気道 大海原は祝ぎの音」
すべての者はこの広大果てしない世界に 和合の精神を持つ合気道に集い
結ばれる。 遥より言祝ぎの調べが聞こえる。
道歌には、難しい表現が多いが一語一語 誠に意義深く しっかりとかみしめたい。
ひの