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合気道広島会 広島北道場ブログ

広島市安佐南区スポーツセンター武道場にて毎週 (月)(木)稽古しています。

  技のスピード

 合気道の技のスピードは、一定であること。
もちろん、柔らかく技は途切れず残身まで気力の強弱があってはならない。
速い技の場合は、あくまで素早く決め、確実に制したい固め技などは、
ゆったりと制する事が大切だ。 幾つかの連続技の場合
一連の流れに遅速の技を含む方が めり張りがあって良いのではあるが、
ひと技の途中でスピードを変えると受けを取りにくく、相手に怪我をさせること
にもなりかねないし、見た目にも良くない。

                                     ひの
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  タイミング

 合気道などの帯でゴルフボールを打ってみることを考えてみる。
何100ヤードも飛ばしたいと力んで振るとインパクト部分よりも先に
手元が出てしまって帯は曲がった状態になりボールには掠りもしない。
 しかし、あの柔らかい帯でも腕の振りとタイミングさえ合えば、
ゴルフクラブで打つのと同様にボールを打つ事が出来るらしい。

 いかにタイミング、力の出し方が大切な事かと言うことだ。
事程左様に、合気道でも無理に制する心には力は生まれない。

                           ひの
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  呼吸

 人間は呼吸する。 したがって呼吸に合わせた所作をする事が必要だ。
中でも、野球やゴルフなどの我々とは別感覚の一瞬を決めるスポーツは、
インパクトの瞬間を充実させるため、息を止める様だ。

 合気道など突く・打つなどの動作の場合には、息を止めるとよくない。 
息を吐きながら攻撃することにより何倍もの偉力を発揮する。
相手が意識的に無防備状態になるのは、息を吸うときでありその時がチャンスだ。

しかし相手も息を吐く時に攻めてくるので“先の先”で入らないと上手く捌けない。

                                    ひの
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 入身・転換

 後呼吸投げ・前呼吸投げ 特に直線上で入る感じに思われる入り身の動きなども
螺旋を描いて円転で入らないと、相手を捌く事はできない。
もっと言えば、螺旋の入身で死角に入り円く捌いて相手を崩す。
体捌きも手捌きも、直線では相手は崩れない。
 
                                       日野
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 気先を外す

 強く押されれば弱く応じ、弱く出ずれば強く攻める、剣で示せば正眼に来たれば下方より
斬り上げて攻め、下方より来たれば正眼にて上り太刀を抑える。 
このように気先を外して体を捌く事を求められる。
 合気道には、合気を外すという言葉があるが、当にその通りで 押さば引け、引かば押せである。

                                              日野
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  “ゼロ” にする

 100㎏ある相手を捌こうとすれば一般的にはなかなか難しい。 しかし捌くためには
支点を相手に近づけるか 支点から力点までの距離を長くするかだが、腕をのばすことは
出来ない。 そこで支点を相手の腕の中まで持っていければ、同じ理屈になる。
これで相手の体重は、限りなく “ゼロ” に近づく。

                                            日野
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後の先

 相手が仕掛けてきた時点ではじめて動く。即ち相手の攻撃の出端を一瞬待って
すばやく攻撃に転ずる。一見遅れた体制になったようでもすぐに先手を取れる
体捌きをすることだ。
 合気道では、相手の攻撃の支点 相手の攻撃の方向を尊重する事が大切だ。
いたずらに 自分勝手な方向に導こうとすると、どんどん蟻地獄のような
土壺スパイラルにはまってしまう。
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岡の合気研究

道場生の岡です。
合気の原理研究を久しぶりにしようと思います。
今のところの私なりの原理があるのですが、それを実際に技を行う際にどのようにイメージしているかを簡単に図にしてみます。
(画像はクリックで拡大)
 
  
一番オーソドックスな状況として、
相手と自分が向き合って相手に手首を握られている状態を考えてみてください。
図の①が自分が押す力。
②が相手が押す力。
①②の力はこの瞬間つり合っています。
このつりあった状況を変えずにそこへ③の円周に沿う方向に力を加える。
すると、お互い同じように回転します。
接触しあったボールの片方が回転するともう一方も同じように回転するように。
相手との力の接点はどんどん移動していきますが、新たな接点に対して同じ③の方向の力を加えるようにします。
相手と押し合ってる状況を説明しましたが、例えば引き合ってる場合は相手との力の接点が押し合うときと違う場所になるだけでその接点に対して同じように③の力を加えれば良いわけです。
体捌きが少し変わりますがやってることは同じです。
こう書くと簡単そうな動きなのですが、
私の感覚ではこの動きをする為には肩甲骨と肋骨を分離する感覚が必要です。
腕-肩甲骨帯を固定した状態で、その内側で肋骨(体幹)が滑って回転する感じと言えばいいのか・・。
この上の図からわかることは、
1、必ず①②のつりあった力が必要。(これが無いと自分だけが動くだけで相手に動きが伝わらない)
2、技がかからないようにするには②の力を完全に無くせば良い(掴んでも何もしようとせず、相手が動いても何の反応もしなければ技はかからない。でもボコボコにされるでしょうけど)
3、相手との力の接点は常に移動し続ける。(同じ接点で勝負しようとするといわゆる力対力の膠着状態となり相手も自分も動けなくなる)
補足)
ここで表記している「相手との力の接点」とは実際に相手と接触している接点を言っているのではなく、相手の中心と自分の中心とのあいだに働く力の接点と言う意味です。つまり上の左図では相手との力の接点と実際掴まれている部分は同じですが、動き始めた後の右図では掴まれている接触点は左へ移動しているので「相手との力の接点」と「実際に掴まれている接触点」とは一致しなくなります。
 
ちなみに上の図の輪郭を眺めていると下の図が浮かんで来ました
陰陽を表す太極図だったかな。
なんか関係あるのかも?
 
注意!
え~~あくまで個人的な私の合気研究論ですので、そこの所ご理解下さい。

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誕生日:
1973/01/02
担当:岡篤史
2008年3月合気道入門
2019年12月参段取得
ひとみ幼稚園 長束道場 所属
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