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合気道広島会 広島北道場ブログ

広島市安佐南区スポーツセンター武道場にて毎週 (月)(木)稽古しています。

岡の合気研究

道場生の岡です。
合気の原理研究を久しぶりにしようと思います。
今のところの私なりの原理があるのですが、それを実際に技を行う際にどのようにイメージしているかを簡単に図にしてみます。
(画像はクリックで拡大)
 
  
一番オーソドックスな状況として、
相手と自分が向き合って相手に手首を握られている状態を考えてみてください。
図の①が自分が押す力。
②が相手が押す力。
①②の力はこの瞬間つり合っています。
このつりあった状況を変えずにそこへ③の円周に沿う方向に力を加える。
すると、お互い同じように回転します。
接触しあったボールの片方が回転するともう一方も同じように回転するように。
相手との力の接点はどんどん移動していきますが、新たな接点に対して同じ③の方向の力を加えるようにします。
相手と押し合ってる状況を説明しましたが、例えば引き合ってる場合は相手との力の接点が押し合うときと違う場所になるだけでその接点に対して同じように③の力を加えれば良いわけです。
体捌きが少し変わりますがやってることは同じです。
こう書くと簡単そうな動きなのですが、
私の感覚ではこの動きをする為には肩甲骨と肋骨を分離する感覚が必要です。
腕-肩甲骨帯を固定した状態で、その内側で肋骨(体幹)が滑って回転する感じと言えばいいのか・・。
この上の図からわかることは、
1、必ず①②のつりあった力が必要。(これが無いと自分だけが動くだけで相手に動きが伝わらない)
2、技がかからないようにするには②の力を完全に無くせば良い(掴んでも何もしようとせず、相手が動いても何の反応もしなければ技はかからない。でもボコボコにされるでしょうけど)
3、相手との力の接点は常に移動し続ける。(同じ接点で勝負しようとするといわゆる力対力の膠着状態となり相手も自分も動けなくなる)
補足)
ここで表記している「相手との力の接点」とは実際に相手と接触している接点を言っているのではなく、相手の中心と自分の中心とのあいだに働く力の接点と言う意味です。つまり上の左図では相手との力の接点と実際掴まれている部分は同じですが、動き始めた後の右図では掴まれている接触点は左へ移動しているので「相手との力の接点」と「実際に掴まれている接触点」とは一致しなくなります。
 
ちなみに上の図の輪郭を眺めていると下の図が浮かんで来ました
陰陽を表す太極図だったかな。
なんか関係あるのかも?
 
注意!
え~~あくまで個人的な私の合気研究論ですので、そこの所ご理解下さい。

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1973/01/02
担当:岡篤史
2008年3月合気道入門
2019年12月参段取得
ひとみ幼稚園 長束道場 所属
広島北道場で出稽古
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