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合気道広島会 広島北道場ブログ

広島市安佐南区スポーツセンター武道場にて毎週 (月)(木)稽古しています。

 合気道 すわり技

 膝行による技法の事で、立ち技でもなかなか思うような捌きが出来にくいのに
すわり技(膝行)での体捌きは、かなりの稽古を要する。

 武士の生活習慣があった頃は、正坐やナンバ歩行などが一般化していたと思われる。
それが基となり合気道などの武術に取り入れられたと考えられ、
その鍛錬法の一つにすわり技を用いられてきた。 
 現在の時代劇映画などで、合気道の基本とも言える膝行が上手く出来ている場面を
まず見た事がない。

  しっかりと膝行が出来て 初めてお殿さまへの拝謁もできるのではなかろうか・・・

 すわり技で自由に捌ける様になれば、足腰を鍛えられ重心は安定し移動も
スムーズになり立ち技も容易にできるようになる。

 すわり技を見れば立ち技は見なくてもその人の力量は自ずと解かると言われる所以だ。

                                         日野

合気道の“気”

 火事場の馬鹿力と言う言葉がある。 これは一旦、生死にかかわる事態が起これば
普段の生活では 到底考えられない強い力を発揮すると言うことだ。
目に見える何かが、作用している訳ではないので理解するのは、なかなか難しい。

 合気道であれば、その難解とされている「気を出す」になる。これも重要な追及テーマの一つである。
この“気”は、体力、腕力だけではなく気力や心力を含むもので 全ての人に備わっている無限の人間力だ。
気を上手く出せない人は、出し方が解からないからで、誰でも稽古や鍛錬を続ければ必ず出せるようになる。

 合気道の稽古をすれば【火事場の馬鹿力】を出せる様になると言う話ではないが、
万人に偉力の持ち合わせが有りながらそれを利用できなければ持っていない事と同じである。
この“気”を出せるようになってこそ、初めて相手の攻撃力を“0”にすることを可能に出来る。

                                                   日野

喜!稽古仲間(先輩)が増えました。

道場生)岡です。
昨日の稽古。
稽古仲間が増えました。
先輩です。
北道場創設当時に日野先生と稽古をしていた方で、転勤先から戻ってきたのでまた稽古に参加できるそうです。
人が増えるのは嬉しいですね。
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 殺人剣と活人剣

 剣術で顕せば標題のようになるが、一般的に武道では “殺法” “活法” とも言う。
しかしこれにも諸説あって 一説には、人を殺める殺法と、古武道の裏技(医術)では
蘇生を目的とするとも言われている活法とがある。
       
       ─  我々合気道を愛する者にとっては以下の説と考えたい  ─
 ほとんどの武道は、相手を打ち負かし傷つける(勝つこと)を目的とした殺法であるが 
合気道は、相手を活かし 傷つけることをしない・・・活法である。
その技は、相手の攻撃力を “0” にし、又その攻撃力を利用して円く治める。
いわゆる 「いさめる」 「さとす」   武道と言える。

  女性には特に関心のある美容のためや護身術としても広く知られている。
 老化は関節からとも言われ関節を柔らかくすることは、元気で長生きにも・・・つながる。
  
  本来 武士道とは、やたらと相手を攻撃するものではない。

         【活法といえる合気道を、より多くの人に体験してもらいたい】
 
 
                                         日野

 合気道の信者

 合気道に限らず趣味の世界は、それに傾倒しそれを信仰?すると言うことだ。
しかし “信仰” 必ずしも宗教につながる意味ではないが、合気道開祖は宗教的な事も
深く考えておられたようだ。 大宇宙の気、その気と和合同化させる合気の気
人間の呼吸力 入り身・円転の理など・・・・その教えは多岐にわたっている。
 私自身は、この教えを自然体で受け止め この素晴らしき合気道を求道して行きたい。

                                             日野

独楽(こま)がなぜ倒れないのか?

道場生)岡です。
前回、日野先生が「独楽のごとく」と言う題で記事を書いていたので、私もコマについて。
以前合気道の動きを色々調べているときに、コマの回転の動きについても少し調べたことがあります。
調べてて思ったのが、なぜ回転しているコマは倒れないのか?・・・このあたりから思考が脱線していき合気道とはあまり関係ない方向へ行ってしまいました。
ネットを調べているとその原理を明確、簡単に説明するのはなかなか難しいようで。
ややこしい物理法則や数式がたくさん出てきて、中には「どうして回転しているコマは倒れないのでしょうか. このような現象が発見されてから,数百年,あるいは それ以上経っていると思われますが,この理由を知っている 人は誰もいません.」
といった文章も書かれていました。
色々読んだのをまとめると
コマに回転軸を変えようとする力(重力や摩擦力など)が働くと、その力の直角方向に回転軸が動くという法則(ジャイロ効果という)がある。
そのためまっすぐ回転しているコマが傾くと、コマの軸が首を振るように回転し始め(歳差運動)、接地点の摩擦によって傾いた方向と逆の方向へも力が働き、徐々にコマは立ち上がってくる。
と、こんな感じでした。
ちょっと気になったのが、無重力でコマを回すとどうなるのか?
鳥取県教育センターのホームページ内に毛利さんが実験した実際の映像があったのでリンクを張っておきます。

http://www.torikyo.ed.jp/rika/
3年生の項目内の「◎毛利さんの宇宙実験」の中に映像があります。

丁度今朝のニュースで倒れない自転車と言うのを紹介していました。
前輪にジャイロ機構を搭載しており、自転車に乗れない子供でもこの自転車だと補助輪なしで倒れずに乗れるようです。

 独楽のごとく

 独楽が回転しているのを見ると まるで静止しているように映る。
しかし、これに触れれば たちまち強い衝撃で弾き飛ばす遠心力を持っている。
 同じように合気道も一見やわらかく流れ舞うごとくの動きのようであるが
実は、一色触発に強力な気の力を秘めている。
 言いかえれば、独楽の中心軸のように 己の捌き(中心軸)で重心を安定させる。
何物にもぶれない  “合気道円転の理”  と言える。
                                
                                   日野

 稽古とは

 「古(いにしえ)を 稽(かんが)える」ことで 開祖や先人の考えられた、この素晴らしき伝統を
尊重し、それを学び 少しでも技の研究、発展を考え求道的な修業をして行く事である。
日頃、漫然と稽古を続けていたのでは  “いにしえを考える”  ことにならない。
 
 【人を制する事は、そう簡単にできる事ではない 容易く捌けるのであれば稽古などしなくてもよい】

                                             日野

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誕生日:
1973/01/02
担当:岡
2008年3月合気道入門
2019年12月参段取得
ひとみ幼稚園 長束道場 所属
広島北道場で出稽古
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