剣術で顕せば標題のようになるが、一般的に武道では “殺法” “活法” とも言う。
しかしこれにも諸説あって 一説には、人を殺める殺法と、古武道の裏技(医術)では
蘇生を目的とするとも言われている活法とがある。
─ 我々合気道を愛する者にとっては以下の説と考えたい ─
ほとんどの武道は、相手を打ち負かし傷つける(勝つこと)を目的とした殺法であるが
合気道は、相手を活かし 傷つけることをしない・・・活法である。
その技は、相手の攻撃力を “0” にし、又その攻撃力を利用して円く治める。
いわゆる 「いさめる」 「さとす」 武道と言える。
女性には特に関心のある美容のためや護身術としても広く知られている。
老化は関節からとも言われ関節を柔らかくすることは、元気で長生きにも・・・つながる。
本来 武士道とは、やたらと相手を攻撃するものではない。
【活法といえる合気道を、より多くの人に体験してもらいたい】
日野