全身を自然体で、特に上半身は脱力に等しい位にして気力だけは充実させる。
何か 示している事にまとまりが無い様であるが、ついて来て欲しい。
構えにおいては 手刀により手のひらは、開ききらず指先を通じて気力を出す。
これにより 一ヶ所にとどまらず螺旋運動でその動きは自然な円運動になる。
亡くなられるまで、毎年広島に講習に来て下さった藤田先生の「言葉」
「氣は入れるのではなく、出すんだ」
空手などとは異質で「“ぐう” ではなく “ぱー”」であると……。
合気道の稽古を始めた頃は、手を開いての動作がなかなか出来ない。
「一年稽古をすれば一年 十年稽古をすれば十年の気力を発揮できる。」
日野