五月二十一日は、我が故郷 島根邑南町阿須那に室町時代から伝わる 次の日まつり
である。
旧暦4月の2番目(次の日)酉の日に執り行われる祭りであるが新暦となり、その後は、
5/21を日祭り(本祭り)として今に至っている。
学校の半日授業が、毎たびであったかは、定かな記憶にないが 祭りの為に貯めた
100円札を握りしめて、身動き出来ない程の人出のある“祭り”へ飛んで行ったものだ。
香具師(いつまでも見せてくれないへび使い・火事場で拾ったとする万年筆売り・
自分の腕を包丁で切って見せる傷薬売りなど)のおじさんが道路に隙間なく張り付いて
いて 大変な賑わいであった。
現在ずっと続いている “傘鉾” などの見ものもあるので 多くのカメラマンは
いるものの 当時とは、風情の変化がある様である。
日野