“受け”は攻められた時に“取り”の手を何故離して逃げられないのか?
手を離すと即攻撃されるから離せないのではあるが、少し別の角度で考えてみる。
作業現場などでの事を想像して欲しい。
1) 梯子を使用し 上部に物を上げていた人、落としそうになってそのまま物と一緒に
落下して怪我をした。
…何故 物を投げ捨てないのか (物を投げ落とせば自身は助かる)
2) 穿孔作業で、ドリルが物に食い込んで巻き込まれて腕を骨折した。
…何故 手を離さないのか (手を離せばSWは切れて止まる)
一瞬の判断
出来得れば物を捨てたくないし、壊さずに自分も助かりたいからである。
しかし現実は、そうばかりには行かない。
【手で握る事はいとも易く 手を離す(開く)ことはなかなか難しい】
ひの