生きる為に必要な物を獲って来て与える… 一人前になった者の勤めである。
子供に食べ物などを与える事は次世代に生き継いでいく為に必要なことであり、
自分の知り得た知識などを伝えて行く事 又、弱者を助けたり光を見せて行く事も
大切な役割だ。
老いて行くと与えるのではなく 次第に与えられる事を期待するようになる。
太宰治の小説に ある意味でダメ人間の人生を描かれた「人間失格」がある。
充分元気な内から してもらえる事だけを期待した生き方をする事は
一人前の人間である事の放棄を意味し “人間失格” である。
「人の為に何かを活かせる人生が、本来の姿であり幸せを味わえる礎である」
ひの