礼の方法にも色々あって、柏手(かしわで)を打って頭を下げるとか、
又は、打つのは間違いだとか、なかなか一貫性がないところがある。
これは、大東流合気柔術本部長 近藤勝之師範のビデオ参考によるものだ。
* 指導者も生徒も まず一同で正面(神仏また開祖)に礼をする。
これは両手を同時に前について頭を下げる。
* 続いて生徒は 指導者に対しても同じように両手を同時に前につき礼をする。
指導者の方は、と言うと、同時ではなく左手をつき続いて右手をついて、それから
頭を下げる。 つまり 指導者のそれは、相手や、その他全体を見渡してから
その後、礼をする。 (指導者の礼の場合も、同時に手をついても可。)
指導者が左手を先に出す理由は、その時点で攻撃された場合すばやく抜刀し
対処する事が出来るからだ。
当然 教わる方は、神仏や、先生・先輩に対する全幅の信頼をしているからこそ
両手を同時につける訳だ。諸説ある様だが、先人を敬う意味でもこれに同調する。
ひの