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合気道広島会 広島北と南道場

安佐南区スポーツセンター毎週 (月)(木)、南区スポーツセンター毎週(土)稽古しています

  武道必修化

 中学校で武道必修化となり、どの武道を選択するかは、それぞれの学校で決められる。
中でも一番多いのは、柔道だそうだ。用具などの事もあり手っ取り早い?点もあるのかも・・・。
大事な事は、当然のことだが どの武道でも初心者に怪我をさせてはならない事だ。

 合気道は、相手から身を守る護身に加えて 特に反射的に頭を守る受身を取れる様になる。
ついこの前より、北道場近くの中学生2名が、共に稽古したいと入会してくれて心強く思っている。
若い人には永く続けて 先々、会の中心となってもらいたいと願っている。

                                               ひの

  非凡なる師範

 もう25年以上も前の話。 県支部では例年東京本部の山口清吾師範を招いて
講習会をして頂いていた。 大変お元気で話し好きでもあったので、懇親会の時には、
色々と興味深いお話をされたものだ。

 まだ広島空港が観音にあった頃の話。
その頃は、いつもの様に先生の講習会の後に懇親会があり、その後10人位で
北平道場長と共に空港まで行き、お見送りする事が恒例であった。
 飛行機の待ち時間に山口先生が言われた言葉を思い出す。

        “北平君は、凡人じゃぁ無いからねー”

 諸先生・諸先輩、どの様な人と出会えるかも分らない世の中で、
特に北平先生に師事出来て良かったと、その巡り合わせにも大変感謝している。

                                   ひの

  技のスピード

 合気道の技のスピードは、一定であること。
もちろん、柔らかく技は途切れず残身まで気力の強弱があってはならない。
速い技の場合は、あくまで素早く決め、確実に制したい固め技などは、
ゆったりと制する事が大切だ。 幾つかの連続技の場合
一連の流れに遅速の技を含む方が めり張りがあって良いのではあるが、
ひと技の途中でスピードを変えると受けを取りにくく、相手に怪我をさせること
にもなりかねないし、見た目にも良くない。

                                     ひの

  タイミング

 合気道などの帯でゴルフボールを打ってみることを考えてみる。
何100ヤードも飛ばしたいと力んで振るとインパクト部分よりも先に
手元が出てしまって帯は曲がった状態になりボールには掠りもしない。
 しかし、あの柔らかい帯でも腕の振りとタイミングさえ合えば、
ゴルフクラブで打つのと同様にボールを打つ事が出来るらしい。

 いかにタイミング、力の出し方が大切な事かと言うことだ。
事程左様に、合気道でも無理に制する心には力は生まれない。

                           ひの

  呼吸

 人間は呼吸する。 したがって呼吸に合わせた所作をする事が必要だ。
中でも、野球やゴルフなどの我々とは別感覚の一瞬を決めるスポーツは、
インパクトの瞬間を充実させるため、息を止める様だ。

 合気道など突く・打つなどの動作の場合には、息を止めるとよくない。 
息を吐きながら攻撃することにより何倍もの偉力を発揮する。
相手が意識的に無防備状態になるのは、息を吸うときでありその時がチャンスだ。

しかし相手も息を吐く時に攻めてくるので“先の先”で入らないと上手く捌けない。

                                    ひの

「私も受けが好きである。」

ただ勝ち負けの格闘術に囚われない。 
武道である合気道の稽古はごく身近にでも置きかえる事ができると痛感する。
仕事、友人知人、家族間、 取りになったり受けたり。
下記の作文は以前、ネット上で見つけ 筆者Kさんが「受け」から合気道を捉えているところが
気に入って収めておいたものです。

既にネット上で公開されておりますが、Kさんにはこのブログに載せる事の承諾をいただいておりません。
Kさんにとりましては同じ道を精進する者として、大きな気持ちでお許しいただけるととても有難いです。
すみません。



「私は受けが好きである。」
広島修道大学合気道部OG  kさん

「ともに稽古をする相手がいるから自分もまた稽古することができる。そして取りも受けも同様に練習し、偏らないこと」。
これは、教えていただいた言葉の中で印象に残っているものの一つだ。私は合気道において受けをとることが好きである。言葉の前半部分を思い出す度、私を投げてくださる方々に感謝の気持ちがわいてくる。


私が受けを好きになったのは、まず初期の段階で徹底的に前受身をとらされたことが大きい。入門して一年目、立ち上がれなくなるまでひたすら同じ呼吸投げをかけられ、体で前受身を覚えることができた。そして、大勢の方と稽古する機会に恵まれたことも受けが好きになった理由の一つだ。皆それぞれ試行錯誤し、各々の合気道の色があった。
細いけれども折れそうにない強い動き、陽気な音楽でもきこえてきそうな雰囲気、大きくて深い海の底に抱かれているような安心感・・・取りの導きと自分の体を一つにし、受けは様々な流れに乗ることができる。


しかし言葉の後半部分、偏りがあってはいけない・・・やはり好きな受けを多くやってしまう。自分が主導で動くことはどうしても苦手である。そこで考え方を変えることにした。自分は楽しませもらい、相手には受けを味あわせてあげられないのはやはり申し訳ない。もっと技を磨かねばならない。今まで私を投げてくれた方への感謝の気持ちを、自分が取りをすることで返していこう。
取りと受け、偏りなく稽古すること、相手に感謝する心を忘れないこと。今後もこのことを心にとめて稽古を続けたい。そして、稽古ができる体、けがをしにくい柔軟性、最低限の筋力、体力を維持していこう。稽古ができる状況をつくってくれる周囲の方への感謝と、稽古ができる喜びと幸せをかみしめつつ、今後も精進していきたい。

人それぞれだと思いますが、こんなふうに感じながら、考えながら稽古をされている方もおられるんですね。
北道場入門したての頃、『受けは取りの技にできるだけ、ついていくように。』と私の師範が言っておられたのを思い出します。

 

やまずみ


 

日頃の稽古

 演武会では演武の構想を立てて、それに沿って演武して行く。
しかし、日頃 稽古時では、出来るだけ前の技と同じ構えから相手の隙をついて
正面・横面・突き・・・と何処から攻めてくるか分らぬ攻撃を意識し奥深く・・・
実戦で使える合気道にして行かなくてはならない。

 前拙の“相手と争わない”とは、違うと思われるかも知れぬが、全くそうではない。
相手を傷つけることなく、諌める・諭す 愛のある合気道をめざす為だ。

                                  ひの

  他武道の中の合気道

 突きや蹴りなどの空手道、投げ・寝技・蹴りなどを認めないボクシング
蹴り・投げなど無い剣道・・・その他、各々が様々な形態で行っている各武道。
 
 合気道には、当初から基本理念がある。 それは “相手と争わない”
“相手を傷つけない” いわゆる 「諌める」「諭す」 の武道だ。
 
 剣や杖などの武器での攻撃、あるいは体術での蹴りやパンチの攻撃
これも当たれば破壊力があるが、日々の稽古により防御方法を追求すれば
さらに上なる次元に対応できる武道となる。

                               ひの

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年齢:
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誕生日:
1973/01/02
担当:岡
2008年3月合気道入門
2019年12月参段取得
ひとみ幼稚園 長束道場 所属
広島北道場で出稽古
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