岡です)
若い時(高校生の頃かな?)読んだ小説にこんな感じのセリフがあった。
地位も権力も財力もある老人が、若い青年(武術をやっている)に向かってこんなセリフを言います。
老人:
「私にはお前のように若さも腕力もない。お前と一対一で戦えば簡単に倒されるだろう。
しかし私には有り余る金と財力がある。
例えばそれを使ってお前よりも強い人間を何人も雇うことも出来るんだよ。これが【力】というものだよ」
それに対して若者はこう答えました
若者:
「ならば、僕は逃げてあなたが死ぬのを待ちます。若い僕よりもきっとあなたのほうが先に死ぬでしょうから。」
私の年代やその上の年代の人もそうなのだと感じるが、目の前の物から逃げずに戦う事が良いとされて来たように思う。
常にぶつかり合いの戦闘モード。
それに耐えられないと心を病むし、それに馴染み過ぎると引くことが出来ずに「逆切れ」をする。
なんかそんな感じが自分を含めて自分の年代周辺に感じる。
川を流れる木の葉が岩にぶつかっても自然にクルッとかわすような心と体の状態を作りたい今日この頃です。