その生き方 その処世術に感動する政治家 田中角栄元総理の一端。
彼には、素晴らしき三人の女性サポートがあったことでも知られている。
1)24歳の時に結婚した はな夫人
2)終戦直後に知り合い 田中派の金庫番として彼を支えた 佐藤昭子氏
3)神楽坂の花柳界に生きた 辻和子氏
3人の女性には、いずれも子供達がいたが彼女達は 決してお互いの「家庭」を干渉
することなく 国事に専念させる事を優先させた。
堂々と愛人宅から国会へ「ご出勤」する大臣であったのだから腹が座った人である。
1972年自民党総裁になった当時「女性問題」でこれを追及するメディアはなかった。
作家の山本夏彦氏によると
「汚職は国家を滅ぼさない 小さな正義が国家を滅ぼす」
田中角栄氏が、頂点まで駆け上がれたのは、そういう時代であったからかも知れない。
日野