合気道を習い始めると、一番最初に習う動きの一つが「転回足 てんかいそく」。
ビデオ合気道指導の手引きより・・・
転回足は両足を軸として体の向きを180度変える動作です。
右半身の場合は、両足の親指の付け根を軸に体を180度転回させ、左半身になります。
腰の高さが変わらないように回りましょう・・・・・
足の親指の付け根は母趾球(ぼしきゅう)の事です。
下の分解写真のように、
まず右母趾球を軸に90度向きを変え、
次に左母趾球を軸に90度向きを変えます。
これで合計180度向きが変わります。
両足同時に向きを変えるのではなく、片足ずつ向きを変えます。
一番最初に習う基本の一つなのですが、結構難しいです。
意識して稽古してないと、足の裏をペタペタ踏みかえて向きを変えたり、カカトで回ったりしてしまいます。
転回足が出来ていないと、技を教わっても上手く出来ません。
基本の基本。歩き方を覚えるようなもの。
歩き方が出来てから次のステップである技に進めば、覚えが速くなるはず。
掲載)岡