忍者ブログ

合気道広島会 広島北と南道場

安佐南区スポーツセンター毎週 (月)(木)、南区スポーツセンター毎週(土)稽古しています

  合気道 体の転換       25.04.03


 他武道では、類似の技はあっても転換の言葉はない。これは実際には技と言うべき
では無く体捌きの一つと考えられる。我々の道場でも最初に必ず体の転換の稽古をする。
合気道では、どの技もそうであるように日常生活にある動きでないだけに厄介である。

 初心者には…… 斯く言う私も最初は全く その動きが掴めなかったものだ。

 相手に合わせるから “合気道”?と言っているが相手が大きいとか小さい事を理由に
自分の支点(高さ)を変えたのでは体の転換にはならない。

 支点(手)を通じて相手の精気を取り込み盤石の体勢で何時でも相手を倒せる死角に
自分を置くようにする事が極めて重要である。
                            日野


   変 人


 人間は、多かれ少なかれ変わり者である。   自分は変人だと認めている人が  むしろ
正常に近く 自分は “まとも” だと思っている人の方が、かなり 狂っているのかもしれ
ない。
                             日野

血の滲むような合気( 愛気 )の鍛錬によって達人の域に達したとしても本能の前ではあまりに無力で、もし煩悩を断ち切ることができたならそれはもう達人じゃなくて仙人だ。


~ダメダメ
門下生 飲み会へ行く~

( 下戸なんだけれども )


北道場と南道場合同の夏の飲み会に行ってきた。

南道場の人達とはこういった飲み会や演武会以外ではほぼ顔を合わせることがないのだが、その飲み会や演武会に仕事で参加できないオレにとってはほとんど知らない面々だ。

お店について案内されると


こ、抗争中かな?emoji

 


てなくらい、北と南で真っ二つに分かれて座っていた。


こんな感じ

↓↓↓






北道場所属のオレは当然のように右のテーブルにつこうとした

その時!


突然ある言葉がオレの中に降りてきた。



入身で入るとは相手と同化することで、相手の中に入ることである。

引き寄せたり引っ張ったりすることではなく、自分から入って行かなければ相手からは来てくれない。

日野師匠 談







・・・







オレは調和と慈愛に満ちた人間だ!


 



オレが北道場のテーブルにつけば、確かにリラックスした楽しい時間を過ごせるだろう。
だが自分から入って行かなければ南道場の人達とはずっと疎遠なままだ。

そしてまだ来てない他の北道場の人達は、必然的に誰かが南道場の人の隣となり


あれっ?この席 猫を借りてきたのかな?

 


なんて状況になるかもしれない。

更に南道場の人は、自分の隣の席がいつまでも空いていることに対してどのように感じるだろう?






・・・






あ、合気( 愛気 )の精神を思い出せ!emoji

 


( 絶 賛 葛 藤 中emoji




意を決したオレは転換で体を反転させ南道場の席につく。


最終的にこんな感じ

↓↓↓

 




ただ南道場の人も話してみると北道場の人達に違わぬいい人達で楽しい時間を過ごすことができたのだが、途中で制服姿の専門学生らしき若いおねーちゃんの団体がオレの向かいのテーブルに通された

その時!


突然ある言葉がオレの中に降りてきた。



入身で入るとは相手と同化することで、相手の中に入る事である。

引き寄せたり引っ張ったりする事ではなく、自分から入って行かなければ相手からは来てくれない。

日野師匠 談






オッサンだらけのテーブルよりも、入身で若いおねーちゃんの集団の中に入って同化したいと思ったのは







・・・







果たしてオレだけだったのだろうか?


 

( いや、少なくともアイツとアイツは・・・ )




 







師匠の言葉は合気( 愛気 )の精神だけでなくナンパの精神でもあるという、実に深く有難い言葉なんだと知った令和元年の夏。


 


ダメダメ門下生 モチカワ

いいわけって見苦しいし自分の価値を下げることにつながるって考えると、やっぱり武道家としては潔くあるべしだよね。


私は9,000回以上シュートを外し、300試合に敗れた。

決勝シュートを任されて26回も外した。

人生で何度も何度も失敗してきた。

だから私は成功したんだ


これはバスケットボールの神様と呼ばれるマイケル・ジョーダンの言葉なんだけれども、まあだいたい後世に名を残す人間というのは、決まって失敗や挫折をくり返しててそれを乗り越えてきてるんだよね。








~ダメダメ門下生の、え~と・・・
ヤバイ!そろそろ更新せねば②~


本番で技を間違えるという痛恨のミスを犯し、散々な昇級審査となってしまったオレは、これまでの稽古に取り組む姿勢を深く反省すると共に、自分の未熟さ、不甲斐なさに酷く落ち込むのだったが







・・・







オレはプラス思考の人間だ!






『 この失敗を糧とし、この悔しさをバネにすれば、オレは必ず達人になれる! 』

と自分を鼓舞し、これから休まず稽古に邁進することを心に誓うのだったが







・・・







オレは喉元過ぎれば忘れるタイプの人間だ!


 

( 後世に名を残せないタイプ )



なので定期的にガツン!と手痛いめにあうくらいでちょうどいい塩梅のようだ。










昇級審査から続いていた稽古皆勤が先週ついに途切れたが、これは仕事のためだ。

( い い わ け emoji )

 



ダメダメ門下生 モチカワ

   累計100,000回


 累計訪問者が大台の100,000回を突破した。
思い起こすと、岡さんにブログ製作をお願いして平成22年4月21日に “出航” した
我々の「合気道広島北道場ブログ」も、まる9年が過ぎた。

  立ち寄って下さる皆様のお蔭です。  
                             日野

  威張る話        

                                            聞いた面白話より     
 
 国鉄在来線には “古風な威張り” の人がいたが新幹線では愛想がよかった様だ。
そんな新幹線の駅員でも開通の頃には伝統の保持者がいて、私が新大阪の改札口を
通過したとき、どのホームへ行けばいいかと改札係に尋ねたところ、彼は氷の様な
表情で あご をちょっと右へしゃっくっただけだった。

     「向こうですか」 辞を低くしてもう一度聞いた。

  「うん」とも言わず、再び あご をわずかに引いた。

         ほれぼれするような威張り方だった。
                            日野




納涼会のお知らせ(2019/7/21)

今年の納涼会(夏の飲み会)の日時と場所が決まったようなのでお知らせします。
参加費が変更になったのでご注意ください。

日時:
2019/7/21(日) 18時開始

場所:
〒730-0035  広島市中区本通6−8 長崎屋ビル2F,3F 「ぶあいそ博多 本通り店」
 
参加費:
大人 3000円


以上です。(岡)



キミは山から大きな岩が落ちてきたらどうする?一流の合気道家なら紙一重で【避ける】いやいやオレなら走って【逃げる】



『 コイツ ただ者じゃねぇ!』

いったいこの刺客は!?・・・





~ダメダメ門下生危機一髪~


静寂な闇に包まれたある夜だった。

突然ひとりの男がオレの行く手を遮るように立ち塞がる。


男は飄々として殺気は微塵も感じられないが、逆にそれが不気味であり、その隙のなさから相当な手練であることが伝わってくる。

( 一瞬でも隙を見せたら殺られる )


オレは五感を研ぎ澄まし男と対峙する。

一定の間合いの中でお互い動かない、いや正確には動けない。
一歩でも間合いを詰めれば斬撃が飛んでくる。

( ドクン ドクン・・・ )


ほんの数秒がとてつもなく長い時間に感じられ、オレの額を汗がつたう。


極度に張りつめた空気の中、オレの左後方で突然声が聞こえる。
その声にほんの一瞬気を取られたオレの隙を逃さず、男は攻撃を繰り出してきた。

( しまった!)


男の攻撃がオレの肩をかすめたが、紙一重のところで回避し致命傷はまぬがれる、
と同時にオレのカラダが咄嗟に反応する。

素早く入身で男の懐に入り、次の瞬間


鈍い音と共に男のカラダが地面にめり込む。

オレの四方投げによって・・・






オレは合気道家だ。





自ら私闘は望まない・・・




あれはオレが入門して間もなくの頃、先輩である岡弐段に尋ねたことがある。

「 岡さんくらいの実力者だと、流川で酔っ払いが絡んできても秒殺でしょう?」と。

すると岡弐段は、静かで優しい微笑みを浮かべながら答えた。


「 いえいえ、争わないですむものは争わない方がいいですよ。」



一流の武道家ほど争いは好まないものだ。

なかでも特に合気道は争わない武道だ。
故に合気道は自分から仕掛ける技というものがない。


岩が落ちてくるとする。

柔道の場合その岩を投げる。
空手だと岩を叩き割る。
合気道は岩を【 避ける 】のだ。

日野師匠 談


オレも合気道家の端くれとして、師匠の言葉と岡弐段の静かで優しい微笑みをこの胸に刻み込んでいる。


だが今は状況が逼迫している。
一瞬の躊躇は自らの命取りとなる。

降り掛かってくる火の粉は振り払わねば・・・


男は立ち上がり、なおもオレに攻撃を仕掛けてくる。

男もまた、オレの攻撃を致命傷となる紙一重のところで防御していたのだ。

( コイツ 相当手ごわい )


だが既に手負いの男に攻撃のキレはない。

オレは転換で一瞬にして男の背後を取り、男の手首の関節をきめる。

そしてついに・・・


男は断末魔の声をあげる。







「 技が違いますよっ!emojiemoji 」(小声)


( へっ?????)


「 技 間違えてますよっ!emojiemoji 」(小声)







・・・







ガーーーーーーーーーーーン!



( 盛大にやらかしたぁ~ 涙 )



張りつめていたオレの中の何かが、ガタガタと音を立てて崩れていく。

昇級審査本番で技を間違えるという致命的なミスを犯したオレ。


断末魔の声をあげたのはオレの方だった。


「 あぁぁ~~~~~~~!」( 絶叫 )


審査を終えた道場で、畳にひれ伏したオレの叫びが虚しくこだまする。 

オレの昇級審査は失意のうちに、そして最悪の結果で幕を閉じたのだった・・・












昇級審査で相手をしてくれた 片山参段

小声で教えていただきありがとうございました。






ダメダメ門下生 モチカワ

ブログ内検索

記事投稿について

道場生のみなさんへ

ID,パスワードをご存知の方は、下のリンクの「新しい記事を書く」か「管理画面」よりログインし記事掲載下さい。
ご存じない方や方法がわからない方は、ブログ上部の「問合せメール」から氏名、記事内容を書いて送信下されば後日管理者が掲載します。

内容は日記レベルで十分です。気軽に投稿ください。

最新のコメント

[2016/06/22 わだ]
[2015/11/27 E・Y]
[2015/11/24 和田]
[2015/09/05 和田]
[2015/06/29 わだ]
[2015/06/16 岡篤史]
[2015/04/21 和田]

アーカイブ

広島ブログリンク

広島ブログ

ブログ管理担当

OKA
年齢:
52
誕生日:
1973/01/02
担当:岡
2008年3月合気道入門
2019年12月参段取得
ひとみ幼稚園 長束道場 所属
広島北道場で出稽古
My Blog

忍者広告

PR