岡です)
久々の投稿です。
合気道の稽古ではよく剣や短刀などの刃物(武器)を想定したり、実際に木刀(太刀、短刀)を使っての稽古が行われます。
稽古なので攻撃者も本当に当ててくるわけではありません。
怪我しちゃいますからねえ(^.^)
でもそのせいで捌く方もチョッと気を抜いてしまってるところがある・・かも。
手刀で打って来る時なんかは特にそう。
木刀を使ってくるときは、注意しないと怪我するので気が入るでしょうが、それでも所詮は木の棒。
本来は刃のついた本物の剣をや短刀を想定しているのですから。
どんだけ真剣に集中しても足りないぐらいのヤバい状況です。
多分、稽古で練習している技の型は実戦となるとほとんどが使えないか、使いにくいものだと思います。
これはほかの格闘技、武術でも同じでしょう。
ルールの全くない相手が何をやってくるか全くわからない実戦とういう場では、相手の動きを想定して構成された技(型)では対応しきれないのは常識。
でも、その技に隠されている本質の部分。
これだけは、実戦の場であっても唯一有効に使える技術なのだと感じています。
稽古の中でどれだけ状況をリアルにイメージし、集中して稽古するかで、この技(型)の本質を感じることが出来るようになるのだと思います。
技の本質って?なんでしょう
・・多分、合気道だったら「崩す」ってことなのかな。
掴まれてから崩す。
掴まれる寸前に崩す。
そして向かい合った途端に崩す(達人的ですが、戦闘意識を持った同士が向かい合うと、体が触れあってなくても触れ合った時と似かよった力をお互いの体が出してしまうので、それを利用して崩しも可能になるのだと思います。)
何をイメージして稽古するか。
このイメージの違いがそれぞれの技術力の違いにつながって来ると思うので、道場での型稽古がただの運動に終わるのか、それとも技の本質を身に付けるためのものになるのか。
それはあなたの創るイメージ次第なのかもしれません。(^.^)
・・・
え~自分のことは棚に上げて書いてますので、そこんところはよろしくお願いします。
<(_ _)>