岡です。
カレンダーの更新のお知らせ以外で書き込むのはかなり久しぶりなのですが。
稽古も再開され、次の昇級審査や昇段審査、各人のステップアップへ向けて、少しずつ前に上に進み始めている新年度って感じですね。
少し前に相談された話が、「技の形は大体覚えたけれど、強く持たれると動けなくなる」。
そうですよねえ。
結局そこにぶつかるんですよね。
答えとしては、「技の形が正しく出来ていれば、強く持たれようが弱く持たれようが同じように動けますよ」なのですが、
なんか捉え処のない答えなので、もう少し手応えのある回答をピピピピp!
私も皆さんも入門当時最初によく言われたと思うのですが、
「持たれたところを動かさない」
とか、
「動かないところは置いておく」
とか。
イヤイヤ。待ってくださいよ!持たれた所を動かさなかったら、こっちも動けないじゃないですか!
私もよくそう思いました。
でも今は、「動いている、動いていない」の認識にズレがあったんだなあと思っています。
手首を強く持たれた時。
さてどうしたものか。動かさずに動くには??
私はこのとき、地面からまっすぐ伸びている風車(ふうしゃ)の回転をイメージしています。
風車の羽が回転(移動)しても風車の中心は動いていません。
中心が動いていない(移動していない)ので地面から伸びた柱も ブンブン揺れることなく立ってます。
あくまで私の描くイメージですので。
手首持たれたときに、どこが風車の中心にあたる点なのか。
そこがブレずに回転するにはどう動かなければいけないのか。
ここが難問で、自分で感じ取るしかない部分だとは思います。
そんな事をイメージしながら稽古してきました。
このイメージが役に立てば良いのですが。
おしまい。